地獄先生ぬ~べ~ 16巻 岡野剛/真倉翔

地獄先生ぬ~べ~ (16) (ジャンプ・コミックス)

地獄先生ぬ~べ~ 16巻 (ジャンプ・コミックス)
岡野剛 (漫画)、真倉翔 (原作)
集英社 (1996/11)

作品内容

#132~#140までを収録したシリーズの第16巻(前巻次巻)。話の終わりには「ぬ~べ~怪奇ファイル」(作品の解説のようなもの)が載っています。カバーにはぬ~べ~とゆきめ、ビキニ姿のリツコ先生が描かれています。

#132 ぬ~べ~・玉藻共同戦線の巻

秀一が小さい頃、誤って下水に流してしまった亀が、下水のヘドロの中に埋まっていた水神の御神体を飲み込んで神獣となり、秀一に復讐しにやってくる話。

#133 お色気妖怪・精霊パウチの巻

ぬ~べ~のクラスで一番内気でおとなしい法子が、精霊パウチ(淫魔)に取り憑かれて、大人の色香を振りまく、クラスのスーパーアイドルに変身してしまう話。

#137 次元妖怪・まくらがえしの巻

昨日まで小学生だったはずなのに、朝起きると二十六歳のOLになっていた郷子。慌てて会社へ行くが、記憶がひどく混乱していて――。

妖怪・枕返しによって、郷子の魂がパラレルワールド(たくさんある未来のうちの一つ)へ飛ばされてしまう話。夢オチみたいなものですが、ある意味、今までのぬ~べ~の話のなかで一番、衝撃的な内容かも。郷子の魂が飛ばされた世界では、克也が戦闘機のパイロット、まことは弁護士、美樹は三児の母で、夫はサッカー選手の広。そして、ぬ~べ~は郷子たちの卒業後に悪霊の除霊に失敗し、全身がほとんど動かせない麻痺状態となり、世話はリツコ先生がしているという有り様。パラレルワールドでの話とはいえ、車椅子生活をしている、目のうつろなぬ~べ~をみるのは結構、きついものがあります。ぬ~べ~は助けを求めてやってきた郷子に取り憑いている枕返しを退治して、郷子を元の世界へと戻してくれます。

#138 ゆきめ・童守町へ帰るの巻

前の一件以来、ぬ~べ~のことが気になって仕方ないゆきめが、再び、ぬ~べ~に会いに行く話。ぬ~べ~と会い、昔の記憶を取り戻したゆきめだったが、二人のゆきめが融合して、元のゆきめに戻るのにはまだ時間がかかるということで、しばらくはマンションを借りて、ぬ~べ~とは離れて暮らすことに――。

#139 童守小・恋の大混戦!の巻

自分のことを好きといったくせに、リツコ先生にデレデレしているぬ~べ~を見て、どっちをとるの、と迫るゆきめ。だが、相変わらずのぬ~べ~の煮え切らない態度に業を煮やしたゆきめは、再び、人間を襲う凶悪妖怪に戻って、町の人たちを氷づけに――。

#140 なまぐさ坊主と陰摩羅鬼の巻

童守寺の和尚の手抜き読経に怒った死者の魂が妖怪化して、和尚に襲いかかる話。和尚に除霊を頼まれた、いずなも登場します(例によって除霊は失敗)。

収録作品

  • #132 ぬ~べ~・玉藻共同戦線の巻
  • #133 お色気妖怪・精霊パウチの巻
  • #134 妖怪・舞い首の巻
  • #135 濡れ女子に恋した男の巻
  • #136 死を招く紫鏡の巻
  • #137 次元妖怪・まくらがえしの巻
  • #138 ゆきめ・童守町へ帰るの巻
  • #139 童守小・恋の大混戦!の巻
  • #140 なまぐさ坊主と陰摩羅鬼の巻

週刊少年ジャンプ・H8年24号~32号掲載。