ひばり書房 (全326件)

みな殺しの家 川島のりかず

みな殺しの家

みな殺しの家 (ヒット・コミックス)
川島のりかず
ひばり書房 (1988/10)

作品内容

表題作のみを収録。「恐怖の都市へ」と内容は同じです。

森尾家の屋根の上に、ある日、突然、現れた謎の黒いボール。移動させようとしても移動できず、日ごと、森尾家を取り囲む野次馬が増えていく。そして、そんな様子を遠巻きに眺めて不気味に笑う化物。時を同じくして、町ではその化物による子供の誘拐事件も勃発する――。

カバーイラストの少女が森尾家の娘、紫音(しおん)です。その後ろは人々にリンチされる紫音の家族。

中学生殺人事件 川島のりかず

中学生殺人事件 (ショッキングComics)

カバーイラスト/川島のりかず、装幀/伊藤博

中学生殺人事件 (ショッキングCOMICS)
川島のりかず
ひばり書房 (1988/10)

作品内容

数々の怪奇漫画を世に送り出した、ひばり書房最後の本。表題作のほか「幻の蝶」を収録。「幻の蝶」は「恐怖!!顔をとられた少女」にも収録されています。

中学生殺人事件

ある日、心(しん)は、塾に行っていないことを両親に知られ、叱責される。理由を聞く両親に、心はタレントになりたいと、率直な気持ちを話すが、学歴至上主義の父親は激高して心を殴りつけ、心は父親と大げんかをしてしまう。部屋にこもった心は、父親のドア越しの説教を聞くうちに、両親に対して強い殺意を抱くのだった――。

進路に悩む息子が両親と対立し、やがて追い詰められて、家族を皆殺しにしていくという話。主人公の心は進学校に通う中学生で、両親と祖母の四人暮らしです。心のこころの中には、自分を理解してくれない両親に対する不満が徐々に溜まっていきます。ときおり、両親を殺したいと思う欲求がわきあがるものの、抑えていたのですが、ある夜の母親の一言がきっかけとなり、遂に両親と祖母を包丁で刺し殺してしまいます。カバーイラストの少年が心です。ちなみにカバーに帯がついているように見えますが、こういうカバーのデザインです。

収録作品

  • 中学生殺人事件
  • 幻の蝶

私は生血が欲しい 川島のりかず

川島のりかず 私は生血が欲しい

私は生血が欲しい (ヒット・コミックス)
川島のりかず
ひばり書房 (1988/09)

作品内容

表題作のみを収録。

唯とミーコが迷い込んだ異次元の村は、迷信やまじないで病気や怪我が治せると信じる村だった。その村で奇病が流行ると、少女の血を飲めば治ると信じた村人によって、二人は殺されそうになる。間一髪、もといた世界へと戻ってきた二人だったが、ミーコは奇病に感染してしまう――。

唯は父親が医者で、そのためか、まじないなどの迷信を信じないのですが、それがのちに生死を分かつことになります。川島作品ではヒロインの多くがスカート姿なので、途中でジーンズ姿の唯が出てくるシーンは新鮮に感じます。カバーイラストの少女が唯です。

母さんが抱いた生首 川島のりかず

川島のりかず 母さんが抱いた生首

母さんが抱いた生首 (ヒット・コミックス)
川島のりかず
ひばり書房 (1988/08)

作品内容

表題作のみを収録。

学校の帰りに、偶然、殺人現場を目撃してしまったアヤは、その犯人に襲われ、地面に頭から叩き落とされ、それが原因で言葉と体の自由を失ってしまう。アヤがそんな体になってから間もなく、資産家であるアヤの父親が事故で亡くなる。そんな中、犯人はアヤの命と財産を狙って、母親に接近し、アヤの家に乗り込んでくるが――。

カバーイラストの車椅子の少女がアヤです。生首を抱いた狂女はアヤの母親。

血だらけの少女 川島のりかず

血だらけの少女 (ヒット・コミックス)

血だらけの少女 (ヒット・コミックス)
川島のりかず
ひばり書房 (1988/06)

作品内容

表題作のみを収録。「私を殺さないでよ!」と内容は同じです。カバーイラストも同じ。

カナは友人数人と行った肝試しのときに、血まみれのもう一人の自分、自分の墓、炎に包まれ絶叫する人たちの幻を目撃する。それは、のちに学校の遠足で乗ることになるバスの転落事故を予知したものだった――。

自己像幻視(ドッペルゲンガー)を扱った作品です。カバーイラストの少女がカナです。

血を吸う赤い蛇 日野日出志

日野日出志 血を吸う赤い蛇

血を吸う赤い蛇 (ヒット・コミックス)
日野日出志
ひばり書房 (1988/06)

作品内容

表題作のみを収録。「赤い蛇」と内容は同じです。カバーイラストも同じ。人形の裂けた腹から出てくる得体のしれない何かと、その人形に絡みつく赤い蛇が描かれています。

想像を絶する広さの旧家で、異常な性癖をもつ家族と暮らす少年が、その家で夢か現実か分からない恐ろしい体験をする、という話。少年の家には青銅で出来た魔除けの鏡が通路にあり、少年は祖父から、鏡の向こう側にあるというあかずの間を見ると、家族に恐ろしいことが起こるということを、日頃から聞かされていたのですが、ある日、少年は夢の中で、魔除けの鏡を通り抜け、あかずの間を見てしまいます。それによって、あかずの間の使いである赤い蛇が現われ、家族の身に恐ろしいことが起こり始めます。

呪い人形に皆殺された さくらまいこ

呪い人形に皆殺された (ヒット・コミックス)

呪い人形に皆殺された (ヒット・コミックス)
さくらまいこ
ひばり書房 (1988/06)

作品内容

表題作のみを収録。

祖母の家の土蔵で由香が見つけた人形は、願いを叶える代わりに大切なものを奪う、呪いの人形だった。人形に祖母の死を願い、祖母の死によって、人形を手に入れた由香は、次々に自分の欲望を叶え、代わりに大切なものを失っていく――。

カバーイラストの地面に飲み込まれていく女性は大人になった由香、そのとなりで笑っているのは呪いの人形です。

首を切られたいじめっ子 川島のりかず

川島のりかず 首を切られたいじめっ子

首を切られたいじめっ子 (ヒット・コミックス)
川島のりかず
ひばり書房 (1988/05)

作品内容

表題作のみを収録。カバーイラストで人形を抱いているのは主人公のミュウ(小学生時代)。

嫌なことを嫌とはっきり言えないミュウは、悪友の正子と手を切れず、いじめられながらも、小学校卒業まで付き合いが続く。それから十六年後、二人は再会し、一旦は親友となるが、あることをきっかけに、遂にミュウの積年の怨みが爆発する――。

再会したときには、子供の頃のことはもう怨んでいないとか言っていたミュウですが、やっぱり怨んでいたみたいです。あとはカバーイラストの通りです。

お墓に手首と指三本 さがみゆき

お墓に手首と指三本―怪奇ロマンシリーズ (ヒット・コミックス)

お墓に手首と指三本 (ヒット・コミックス)
さがみゆき
ひばり書房 (1988/05)

作品内容

「口裂け女とお墓に手首」「お墓に手首と指三本」の2作品を収録。カバーには口裂け女と少女のイラスト。

口裂け女とお墓に手首

美人三姉妹のうちの次女が、事故により醜い顔となり、口裂け女となって世間を騒がせていく話。就寝中の姉の口にナイフを差し込んで、姉の口を裂こうとしたり、精神的に追い詰められていく様子はかなり怖いです。

お墓に手首と指三本

画家を目指す少女、ルミ子が通う絵画研究所に、絵が上手な美しい少女が入ってくる話。ルミ子は先生のことが好きなのですが、先生が新しく入ってきた少女、美知子の絵を褒めたことで、ルミ子は美知子に嫉妬するようになっていきます。

収録作品

  • 口裂け女とお墓に手首
  • お墓に手首と指三本

人喰い屋敷 さがみゆき

さがみゆき 人喰い屋敷

人喰い屋敷 (ヒット・コミックス)
さがみゆき
ひばり書房 (1988/05)

作品内容

表題作のみを収録。ひばりコミックス版(黒枠版)「人喰い屋敷」と内容は同じです。カバーイラストも同じ。

人々が人喰い屋敷と呼ぶ、津上家の屋敷では、一ヶ月前に姿を消した父に続き、母までも姿を消してしまう。残された姉妹は、屋敷に代々仕えるばあやの世津に母が消えた理由を尋ねるが、話してくれない。そして、津上家の人間が姿を消すと、決まってどこからか不気味なうなり声が聞こえてくるのだった――。

津上家に伝わる因習に、姉妹の母が立ち向かい、真相を明らかにするというストーリー。父に続き、母も姿を消したことで、姉妹は次は自分たちが消える番と怯えます。カバーイラストの女性が姉妹の母です。