1980年代に発売されたホラー漫画 (全338件)

十五夜奇談 古賀新一

古賀新一 十五夜奇談

Design by six.

十五夜奇談 (怪奇ロマンコミック)
古賀新一
講談社 (1988/10)

作品内容

表題作のほか「石化粧」を収録。カバーイラストの少女は「十五夜奇談」に登場する主人公の美沙絵。

十五夜奇談

小学生になったばかりの美沙絵が、学校の授業で描いたのは、気味の悪い家族の絵だった。絵を見た先生は、家庭に問題があるのではと考え、急遽、美沙絵の家庭訪問を行うことに。先生と一緒に帰りながら、楽しそうに家族のことについて話していた美沙絵だったが、家に着き、父が既に帰宅していることに気づくと、一転、美沙絵の表情は暗くなり――。

収録作品

  • 十五夜奇談
  • 石化粧

中学生殺人事件 川島のりかず

中学生殺人事件 (ショッキングComics)

カバーイラスト/川島のりかず、装幀/伊藤博

中学生殺人事件 (ショッキングCOMICS)
川島のりかず
ひばり書房 (1988/10)

作品内容

数々の怪奇漫画を世に送り出した、ひばり書房最後の本。表題作のほか「幻の蝶」を収録。「幻の蝶」は「恐怖!!顔をとられた少女」にも収録されています。

中学生殺人事件

ある日、心(しん)は、塾に行っていないことを両親に知られ、叱責される。理由を聞く両親に、心はタレントになりたいと、率直な気持ちを話すが、学歴至上主義の父親は激高して心を殴りつけ、心は父親と大げんかをしてしまう。部屋にこもった心は、父親のドア越しの説教を聞くうちに、両親に対して強い殺意を抱くのだった――。

進路に悩む息子が両親と対立し、やがて追い詰められて、家族を皆殺しにしていくという話。主人公の心は進学校に通う中学生で、両親と祖母の四人暮らしです。心のこころの中には、自分を理解してくれない両親に対する不満が徐々に溜まっていきます。ときおり、両親を殺したいと思う欲求がわきあがるものの、抑えていたのですが、ある夜の母親の一言がきっかけとなり、遂に両親と祖母を包丁で刺し殺してしまいます。カバーイラストの少年が心です。ちなみにカバーに帯がついているように見えますが、こういうカバーのデザインです。

収録作品

  • 中学生殺人事件
  • 幻の蝶

呪われた放課後 広永マキ

広永マキ 呪われた放課後

呪われた放課後 (ホラーコミックス)
広永マキ
秋田書店 (1988/10)

作品内容

表題作のみを収録。カバーイラストの少女は主人公の章子。

秀才の姉に劣等感を抱く妹が、古びたほこらに祀られていた神様から霊能力を授かる話。霊能力を得たことで、章子はテストの問題が事前に分かるようになって、成績が上がり、喜んだ章子は神様をますます信仰していくようになるのですが、実はその神様の正体は――。

柩の中の家 森由岐子

柩の中の家 (怪奇ロマンコミックス)

Design by six.

柩の中の家 (怪奇ロマンコミック)
森由岐子
講談社 (1988/10)

作品内容

表題作のみを収録。カバーイラストの女性は主人公のしほり。

人気絶頂の美人女優・霧島葉子は突如、引退し、マスコミの前から姿を消してしまう。芸能レポーター・朝吹京介の妹・しほりは、彼女の足取りを追って、T県に出かけたまま行方不明になった兄を探すため、兄の親友で、同じく芸能レポーターの司馬拓也に協力を求め、T県の山奥に入り込む。二人はそこで葉子とそっくりな女性を見かけるが見失い、辺りを探していると、庭にお墓のある大きな館を発見する。車が故障して道に迷ってしまったこともあり、二人はその家に一晩、泊めてもらえることになったが、奇怪なことにその家には、トイレらしきものがどこを探しても見当たらないのだった――。

先生の伝説の名作(迷作?)「魔怪わらべの唄」を既に読んでいる人は、作中、拓也が館中を探しまくって「ないっ!どこにもトイレがないっ!」と叫ぶシーンで、またこのパターンか!と思ってしまう人もいると思いますが、こちらは「魔怪わらべの唄」と違って、実はトイレはちゃんと存在します(ラストで判明)。しほりと拓也が泊めてもらったその館では、顔の腫れた謎の男が出没し、しほりたちを怖がらせます。朝になり、二人は一度はこの館を出て行くのですが、よせばいいのに、この怪しい館をもっとよく調べるため、再び館に戻ってきてしまったことから、怪事件に巻き込まれてしまいます。

私は生血が欲しい 川島のりかず

川島のりかず 私は生血が欲しい

私は生血が欲しい (ヒット・コミックス)
川島のりかず
ひばり書房 (1988/09)

作品内容

表題作のみを収録。

唯とミーコが迷い込んだ異次元の村は、迷信やまじないで病気や怪我が治せると信じる村だった。その村で奇病が流行ると、少女の血を飲めば治ると信じた村人によって、二人は殺されそうになる。間一髪、もといた世界へと戻ってきた二人だったが、ミーコは奇病に感染してしまう――。

唯は父親が医者で、そのためか、まじないなどの迷信を信じないのですが、それがのちに生死を分かつことになります。川島作品ではヒロインの多くがスカート姿なので、途中でジーンズ姿の唯が出てくるシーンは新鮮に感じます。カバーイラストの少女が唯です。

地獄に続く部屋 青江雪生

青江雪生 地獄に続く部屋

地獄に続く部屋 (ホラーコミックス)
青江雪生
秋田書店 (1988/09)

作品内容

表題作のみを収録。カバーイラストの少女は主人公の由紀。

「学校にきちゃいかん、みんな帰れ!」そういって、新しくできたばかりの中学校の校門で、由紀たちの登校を阻止しようとしていたのは、変人として有名な、身寄りのない老人、権三だった。ほどなくして、権三は職員によって排除されるが、彼は知っていた。この中学校が建つ前、この土地に何があって、そこで何が起きたのかを。やがて、由紀たちは、校内で身の毛もよだつ怪奇現象に遭遇し、現われては消える、地獄の部屋へと迷い込む――。

恐怖学園 血ぬられた校則!? 浜慎二

浜慎二 恐怖学園

恐怖学園 血ぬられた校則!? (レモン・コミックス)
浜慎二
立風書房 (1988/09)

作品内容

表題作のみを収録。巻末にはあとがきがあります。

帰国子女の教育には定評がある、全寮制の女子校、聖尚学園。入園に反対していた父が飛行機事故で亡くなり、帰国子女の美樹は、母と従姉の洋子のすすめで入園を決める。異常に校則が厳しい以外は、普通の学園に思えたが――。

学園の生徒たちが次々と悪魔のファミリーの一員になっていくという、悪魔を崇拝する学園の話。カバーイラスト中央の少女が美樹です。その手前で血まみれになっているのは美樹のルームメイト、アヤとアイ。

生首沼の花嫁 森由岐子

森由岐子 生首沼の花嫁

生首沼の花嫁 (ホラー・コミックス)
森由岐子
秋田書店 (1988/08)

作品内容

表題作のみを収録。

沼の大蛇を殺した男が、蘇った大蛇に復讐される話。復讐のため蘇った大蛇は、まず、男の再婚相手である女性を殺し、次にその女性に化けて男の家庭に入り込み、今度は娘を狙ってきます。カバーイラストの少女が娘の舞(まい)、その後ろは再婚相手の女性に化けた大蛇です。

母さんが抱いた生首 川島のりかず

川島のりかず 母さんが抱いた生首

母さんが抱いた生首 (ヒット・コミックス)
川島のりかず
ひばり書房 (1988/08)

作品内容

表題作のみを収録。

学校の帰りに、偶然、殺人現場を目撃してしまったアヤは、その犯人に襲われ、地面に頭から叩き落とされ、それが原因で言葉と体の自由を失ってしまう。アヤがそんな体になってから間もなく、資産家であるアヤの父親が事故で亡くなる。そんな中、犯人はアヤの命と財産を狙って、母親に接近し、アヤの家に乗り込んでくるが――。

カバーイラストの車椅子の少女がアヤです。生首を抱いた狂女はアヤの母親。

恐怖!!呪いの折紙 こさかべ陽子

恐怖!!呪いの折紙 (ホラーコミックス)

恐怖!!呪いの折紙 (ホラーコミックス)
こさかべ陽子
秋田書店 (1988/08)

作品内容

表題作のみを収録。

通学途中で毎日のようにみかける青年と知り合いになり、彼から、亡くなった姉の趣味だったという、動物を折った折り紙をもらった結(ゆい)。だが、それから結のまわりでは、奇妙なことが起こり始めて――。

青年からもらった動物の折り紙が、本物の動物へ姿を変えて、少女に襲いかかるという話。カバーイラストの少女が結です。