1970年代に発売されたホラー漫画 (全157件)

私の背中にくも女 池川伸一

池川伸一 私の背中にくも女

私の背中にくも女 (ヒット・コミックス)
池川伸一
ひばり書房 (1979/04)

作品内容

表題作のみを収録。ひばりコミックス版(黒枠版)「私の背中にくも女」と内容は同じです。カバーイラストも同じ。

葬儀に出かけた両親が、帰宅後、子供たちと会うのを不自然に避けるようになり、さらに動物の生血を欲するなど、奇怪な行動をとるようになっていく、という話。カバーイラストの少女が長女の愛子、その左が、子供たちが知らない両親の秘密をなぜか知っている、隣の家のばっちゃんです。ばっちゃんは姿を見せなくなった両親にかわり、子供たちの食事を作りにやってきたりします。ちなみに、タイトルにある”くも女”らしきものは、作中にわずか1~2ページ程度、登場するだけなので、タイトルに過度な期待はしないほうがいいです。

マクンバ いけうち誠一/中岡俊哉

いけうち誠一 マクンバ 呪い

装幀・イラスト/いけうち誠一

マクンバ (レモン・コミックス)
いけうち誠一、中岡俊哉 (原作)
立風書房 (1979/01)

作品内容

表題作全6話を収録。一枚の呪いの絵が原因で、次々と奇怪な事件が起こる話。”マクンバ”とはポルトガル語で”呪い”の意味。カバーイラスト下の制服の少女は主人公の妙子(たえこ)。

第一話 よみがえる呪い

妙子の通う中学校で、呪われていると噂される古い講堂の取り壊し工事が始まった。工事が始まると、作業員が事故で死亡したり、何人もの生徒が病気になって休むなど、不吉な出来事が続発する。妙子は講堂が建てられる前に小さな寺が建っていて、その寺に妙子の先祖が封印した呪われた絵があった事実を突き止めるが――。

収録作品

  • 第一話 よみがえる呪い
  • 第二話 狂恋の黒ネコ
  • 第三話 悲劇のシンデレラ
  • 第四話 恐山に悪霊を見た
  • 第五話 恐怖の落穂村
  • 完結篇 消えゆく呪い

中三コース連載。

備考

本書はのちにタイトルを変えて再版されています → 1985年「呪いの画像は目が三っつ

くらやみクラブ いけうち誠一/中岡俊哉

くらやみクラブ (1979年) (レモン・コミックス)

装幀・イラスト/いけうち誠一

くらやみクラブ (レモン・コミックス)
いけうち誠一、中岡俊哉 (監修)
立風書房 (1979/01)

作品内容

数人の中学生男女が、科学の目で超常現象を研究する”くらやみ倶楽部”というクラブをつくり、身近で起きる超常現象の謎を解明しようと奮闘していく話。表題作全5話と「オカルト用語事典」を収録。カバーイラストの少女は下条奇子(しもじょうあやこ)。超常現象に詳しい転校生で、「くらやみ倶楽部」の中心人物。

収録作品

  • 第1話 恐怖のサイキック円盤
  • 第2話 恨みの心霊写真
  • 第3話 死を呼ぶ呪い
  • 第4話 よみがえるミイラ
  • 第5話 おれは超能力者だ
  • オカルト用語事典

中二コース連載。

備考

本書はのちにタイトルを変えて再版されています → 1985年「私は心霊少女

恐怖の人形寺 さがみゆき

sagami-ningyoutera

恐怖の人形寺 (ヒット・コミックス)
さがみゆき
ひばり書房 (1978/10)

作品内容

表題作のみを収録。

ひろしと純子の二人はデート先の蝋人形館で、蝋人形の中から死体が発見される場面に遭遇する。死体を発見したのは、さつきという女性で、発見された死体はさつきの姉のやよいのものであった。後日、ひろしと純子の二人は、さつきの住むマンションに呼ばれ、さつきから、姉の死体を発見するまでの経緯を聞くことになり――。

カバーイラストの女性がさつきです。人形寺というのは、妖怪の蝋人形ばかりを置いてある変わった寺のことで、さつきは蝋人形が好きな姉、やよいとその人形寺へ行くのですが、そこでやよいは行方不明になってしまいます。冒頭から蝋人形館で、ひろしと純子がイチャイチャしているので、最後もこんな調子で終わるのかと思いきや、絶望的な終わり方で意表をつかれます。

備考

のちに装丁、タイトルを変えて再版されています(ただし、ページのカットあり) → 1985年「恐怖の人形寺」(カバーデザインの違うバージョン)、1986年「生血が欲しい妖怪人形」、1987年「恐怖の人形寺」(カバーデザインの違うバージョン2)

吸血少女カーミラ さがみゆき

sagamiyuki-kamira

吸血少女カーミラ (ヒット・コミックス)
さがみゆき
ひばり書房 (1978/06)

作品内容

表題作のみを収録。ひばりコミックス版(黒枠版)「吸血少女カーミラ」と内容は同じです。カバーイラストも同じ。

千鶴子と兄の二人は、車の事故を起こした女性を助けだし、屋敷へと連れてくる。だが、その女性、カーミラが屋敷に来てから、千鶴子たちのまわりで異変が起こり始める――。

タイトルどおり、吸血鬼ものです。カバーイラストの女性がカーミラです。

呪いの肌着 好美のぼる

好美のぼる 呪いの肌着

呪いの肌着 (レモン・コミックス)
好美のぼる
立風書房 (1978/05)

作品内容

表題作のみを収録。

会社経営をしている子持ちの男性と再婚した、隠し子のいる女性が、邪魔な夫の娘を呪い殺そうとする話。継母が娘の肌着に呪いをかけるので、タイトルが「呪いの肌着」です。カバーイラストの少女が娘の三也子(みやこ)です。その隣で大麻(おおぬさ)を振っているのは、継母の加代が呪いの指導をしてもらっている、とある宗教団体の教祖。

夜歩く死体 北沢しげる

夜歩く死体 (1977年) (レモン・コミックス―恐怖シリーズ)

夜歩く死体 (レモン・コミックス)
北沢しげる
立風書房 (1977/11)

作品内容

表題作のみを収録。

十八世紀後半の英国、北イングランド地方。森の奥にある不気味な館で、得体の知れない研究を人知れず続けるフランケンシュタイン博士。彼が助手のピーターとともに行っていたのは、死体を生き返らせる、恐ろしい実験だった――。

カバーイラストの少女は館で小間使いとして雇われているアンナ。アンナはピーターと博士がどんな研究をしているのか知りません。

吸血蛾人 西たけろう

吸血蛾人 (レモンコミックス 恐怖シリーズ)

吸血蛾人 (レモン・コミックス)
西たけろう
立風書房 (1977/06)

作品内容

表題作のみを収録。巻末にはあとがきがあります。

科学者の青年・健太郎は、自宅の研究室で転送実験をしていて、その最中に蛾と融合して、蛾人間になってしまう。健太郎は、事故を察知して駆けつけた、妻・夕子と妹の鏡子の前に姿を現すことなく、ただ一方的に、一匹の奇妙な形をした蛾を探すように要求する。二人は懸命に蛾を探すが見つからず、絶望した健太郎は、硫酸の容器に身を投げて、自殺してしまう。翌日、夕子は夫の探していた、頭部が人間の胎児の形をした一匹の蛾を見つけるが――。

カバーイラストのセーラー服の少女が妹の鏡子、その背後に描かれているのは、夕子が密かに育てることにした蛾人間の赤ちゃんです。

怪談耳なし地獄 (文庫) 杉戸光史

杉戸光史 怪談耳なし地獄 怪談マンガ文庫6

怪談耳なし地獄 (怪談マンガ文庫)
杉戸光史
ひばり書房 (1976/12)

作品内容

表題作のみを収録。ひばりコミックス版(黒枠版)「怪談耳なし地獄」と内容は同じです。カバーには平家の亡霊と琵琶をひく全身経文だらけの芳一、怯える少女のイラスト。

耳をちぎられるような激痛と何処からともなく聞こえてくる琵琶の音、そして体中に現れる謎の経文。半月ほど前から祐子を苦しめるようになった原因不明の奇病。それは祐子の過去世に関係があった――。

悪霊きつね屋敷 古賀新一

悪霊 きつね屋敷 (レモンコミックス)

悪霊きつね屋敷 (レモン・コミックス)
古賀新一
立風書房 (1976/09)

作品内容

表題作のほか「モンキー彦一」を収録。

悪霊きつね屋敷

病気で入院中の母が退院するまで、健は親戚の加代がいる郷田家の屋敷に住むことになった。健は加代の祖母から、この屋敷に住むためのしきたりとして、礼拝堂に祀られているキツネの首を毎日、拝むように言われる。何事も無く生きていられるのはおキツネ様のお告げを守っているから、真顔でそう語る加代や祖母を見て、健は二人は頭がおかしいのではと馬鹿にするが――。

カバーイラストで蝋燭をかかげている少女が加代、その隣の少年は健。後ろの化物は、九尾キツネの霊が乗り移った加代の姿。

収録作品

  • 悪霊きつね屋敷
  • モンキー彦一